展覧会情報

2011.06.01 カテゴリー: 美術館 | No Comments »

『読者が見つけた絵本の魅力』

14ひきとふうとはな

14ひきとふうとはな

《会期》
●前期:2011年6月18日(土)〜9月11日(日)
●後期:2011年9月15日(木)〜12月4日(日)
・2011年9月12日〜14日は展示替えのため、休館です。

 雑木林のなかに暮らす野ねずみ一家を描いた『14ひきのシリーズ』は、日本をはじめ、フランス、ドイツ、台湾などで850万部発行され、世界のこどもたちに愛されています。
 2010年からはじまった新刊『ふうとはなの絵本』シリーズは、野に生きる幼い野うさぎの兄妹が主人公。発見と冒険の日々を通して、いのちの不思議とすばらしさを描きます。
 本展では、『14ひき』と『ふうとはな』などの絵本原画約70点、絵本、エッセイなどどを展示。作者のもとに寄せられた“愛読者カード”に書かれた感想を手がかりにいわむらかずおの絵本の魅力を再発見し、紹介します。
 また当館は、東日本大震災で被害が出て臨時休館としておりましたが、幸いけが人もなく4月20日に再度開館する事ができました。そんななか、いわむらさんと合作絵本『どこへいくの?To See My Friend!』を制作したアメリカの絵本作家エリック・カールさんから“希望と友情の象徴”として「鳥」の絵が贈られてきました。「GANBATTE」のことばが添えられたこの絵を、被災地へのエールをこめ特別に公開します。

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