いわむらかずお絵本の丘美術館のティールームから見えるいちばん高いスギの木に、
ムササビの巣箱を取り付けました。
はじめに、スギの木の枝打ちをしました。
巣箱がよく見えるようになりますし、ムササビも巣箱を出てすぐに滑空しやすくなります。
いままで取り付けた巣箱のなかでも、いちばん高い位置に取り付けた巣箱になりました。
巣箱を作ったのは5年くらい前で、ずっと美術館の軒下においておいたので、
板材の色もすっかり茶色く変色し、スギの木の色となじんでいます。
とりつけてから7日後には、巣箱の入り口がかじって広げてあるのが確認できました。
さっそくムササビが下見に来たようです。
今後、また巣箱をたくさんつくってこの木にとりつけて、巣箱のアパートにしてみようと計画中です。
左側のちょっとだけ低いスギの木は、ムササビの巣箱が3階建てになっています。
美術館のティールームから、ながめてみてください。
最上階は先月設置したばかりの新築物件。
真ん中は、ムササビの入居したことのある巣箱を、取り付けてあります。
巣箱の中にはムササビがつめこんだヒノキの皮がたくさん入っています。
いちばん下の巣箱は、ムササビが入り口をかじって、細長くひろげてあります。