クマデ・ノコギリ・おさかなづくり♪

2021.02.27 カテゴリー: イベント情報 | No Comments »

雑木林でのんびりすごそう!

ふだんはひとけのない『えほんの丘』の雑木林。
シジュウカラやヤマガラ、エナガ、ホオジロ、ジョウビタキたちのさえずりや、キツツキのなかまたちが木をたたく音くらいしか聞こえません。
山仕事をしている人がいるときだけ、クマデで落ち葉をかき集める『ザッ!ザーッ!』という音や、草刈機の『ブーン!ブーン!チューン!』という音、木を切るチェンソーの音や丸太を割る音が聞こえてきます。

そんな、しずかな早春の『雑木林』で、山仕事をしてのんびりすごします。

家族みんなでやってみよう!

クマデやノコギリ、ナタなどの道具を使って、『落ち葉』をあつめたり『木の枝』を積み上げたり、『丸太』をころがして積んだりします。

・『落ち葉』:雑木林の中に、あたらしい木の葉場をつくります。クマデを使って、落ち葉を集める作業です。ちいさい子供たちも、クマデにチャレンジしてみてください。今回はあらたな方法で木の葉場の囲いを作る予定です。落ち葉は一年程度で腐葉土になり、カブトムシの幼虫などが利用します。木の葉場は昆虫たちの発生装置になります。

・『木の枝』:スタッフが伐採した雑木の枝をたくさん準備しておきます。運びやすい大きさにノコギリで切って、木の葉場の近くに積みあげます。ノコギリを使ってうまく枝が切れるかな?チャレンジしてみてください。木の枝を切っていると、きれいな形の枝をみつけるときがあります。気に入った枝があったら、好きな長さに切っておみやげにしてください。
切り出しナイフで木の枝をけずって、おさかなを作ってYの字ですくってみるのも、たのしいですよ。

・『丸太』:伐採した雑木の丸太を短く切ったものを積みあげます。丸太を雑木林の中に置いておくと、カミキリムシやキバチ、タマムシ、クワガタなどが卵を産み、幼虫が利用します。キノコが生えてくることもあります。
新しくつくった木の葉場に丸太も積んでおき、どんな生きものたちが利用するのか、これから1年ほどかけて観察してみましょう。

●参加費:一般 大人・中高生1,000円、小学生・幼児500円(入館料別途かかります)
     友の会会員:入館料のみ
●定員:各回10名程度(新型コロナ感染予防のため、少人数での作業となります)
●日時:
1回目:3月13日(土)午前10時〜11時半ごろまで(雨、雪、強風等荒天のときは中止です)
2回目:3月27日(土)午前10時~11時半ごろまで(雨、雪、強風等荒天のときは中止です)
3回目:4月3日(土)午前10時~11時半ごろまで(雨、雪、強風等荒天のときは中止です)
●集合場所:いわむらかずお絵本の丘美術館・受付
●作業場所:いわむらかずお絵本の丘美術館近くの雑木林
●用意するもの:ぼうし、軍手など作業用のてぶくろ、作業のできる服装、長ぐつ又は作業用のくつ、ノコギリ・ナタなど(枝打ち用のもの、お持ちでない場合は貸し出し用もあります)
●ランチのカレーもあります。(予約のみです)サイズは大人用と子供用。辛口、甘口があります。
●予約・お申込みはお電話で:TEL:0287-92-5514

※ご注意いただきたいこと
●新型コロナウィルスの感染予防のため、作業は家族単位に分かれて、それぞれ10M以上離れた場所でおこないます。
●作業場所の『雑木林』の広さは、5ha以上にありますので、十分に距離をとって作業することが可能です。
●作業中も、他の人と10M以内に接近する際には、マスクの着用をお願いします。
●万全の体調でご参加ください。
●当日、ご自宅から出発される前に、検温をした上でご参加ください。
●ノコギリなどを使う作業があります。ケガをする恐れもありますので、特にお子様が作業する際には十分ご注意ください。


雑木林でみつけた『Yの字』


洗ってから、切り出しナイフで形を整えた『Yの字』


木の枝でつくったおさかなさん・1匹20分くらいで作れます。

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