火曜日の朝、開館準備のために美術館のアプローチで掃除をしていたときのことです。
冷え込んだため、ツツジの葉は凍って霜がついていました。
ほうきで掃きながらアプローチの石畳を移動していくと、石の上に黄緑色のちいさななにかが落ちています。
キリギリスのなかまの『クビキリギス』でした。
凍って霜がついてしまったからだに朝日をあてて、とけるのをまっているようです。
羽には、つめたそうな水玉(氷?)がついています。
クビキリギスは、近づいてもまったくうごきません。
成虫で越冬するバッタといえば『ツチイナゴ』をよくみかけます。
えほんの丘のフィールドを散策する際には、『クビキリギス』や『ツチイナゴ』をぜひ、さがしてみてください。
アプローチでは、マンサクの花が満開になっていました。