スギの木の枝打ちをしました
2014.02.23 カテゴリー: えほんの丘フィールド情報 | No Comments »
スギの木の枝打ちをしました。
ムササビの巣箱が3個取り付けてある背の高いスギの木です。
このスギの木は、2008年の1月に枝打ちをして巣箱を取り付けた木です。
そのときの画像が下の画像です。
そして今回枝打ち作業をする前の画像が、下の画像です。
巣箱を設置してから6年たち、胴吹きの新しい枝がたくさん伸びてきて巣箱におおいかぶさってきていました。
特に一番上の巣箱はもうしばらくすると枝で覆われてしまいそうな状態です。
根元に近い部分は枝が茂り、木の幹が全く見えません。
この状態ではムササビが木の幹に着地することができません。
枝打ちをすることで、巣箱を観察したりムササビが幹に着地できるようにします。
真ん中の巣箱のあたりまで登ったところで、写真を撮影してみました。
美術館のティールームがちょうど正面に見えます。
巣箱に入ったムササビは、こんなかんじで美術館をながめているんですね。
真ん中の巣箱の中も撮影してみました。
巣箱の中には巣材が入っています。
ヒノキの木の皮のように見えます。
巣箱の中の角材がかじってあります。
角材の角があたって寝心地がわるかったのかもしれませんね。
なんとか一番上の巣箱のあたりまで登り、枝打ちをすることができました。
巣箱のまわりも、根元の幹まわりもすっきりとしました。
今年はムササビが滑空してこの木の幹に着地するところを観察してみたいですね。