イベント情報・リスのフィールドづくり

2018.02.03 カテゴリー: イベント情報 | No Comments »

●リスのフィールドづくり:参加者募集中です。


クルミをくわえてかけ橋を走るニホンリス

  • 日時:3月18日(日)午前10時〜12時 
  • 集合場所:いわむらかずお絵本の丘美術館
  • 参加費:無料
  • 持参するもの:ノコギリ、スコップ、長靴、手袋など作業が出来る服装等。(道具は美術館にもございます)
  • 雨天中止
  • 参加申し込み先:いわむらかずお絵本の丘美術館(要予約:TEL0287-92-5514)
  • ランチのカレーライスあります(要予約:TEL0287-92-5514)

いわむらかずお絵本の丘美術館では、美術館の周辺で暮らす野生の生きものたちを観察しやすくするために、さまざまな工夫をしています。
そのひとつに、リスのフィールドづくりがあります。

えほんの丘のくさっぱら広場には、美術館オープンの前年に植えたクルミの木があります。その木はいまでは大きく成長し、毎年実をつけます。
そして、実がみのるとニホンリスが実を食べにやってきます。


ニホンリスやアカネズミが食べたクルミの殻(食痕)

今年もリスのためのフィールドづくりを行ないます。
作業内容は・・・

・リスのかけはし作り:リスがクルミの木にアクセスしやすいように、木と木の間にかけ橋をつくります。リスは木の梢をわたらずに、かけ橋を走って一直線にクルミの木に到達できます。かけ橋の材料は、伐採した雑木の枝などを使います。不要な小枝をノコギリを使って切り落とし、紐を使って立ち木に固定して木と木の間をつないで行きます。

・クルミ拾い:昨年の秋に実ったクルミが、草原にたくさん落ちています。春になると草が芽吹いてクルミの実が埋もれてしまいます。その前に、クルミの実を拾い集め、リスのエサ箱へおいてあげましょう。草原のなかから、クルミを探し出せるでしょうか?がんばって探してみてください。

・クルミの苗木の移植作業:クルミの木のまわりには、クルミの苗木がたくさん生えています。地面に落ちた実やリスが埋めた実が芽をだしたものです。これらの苗木を掘りだして、ちょうど良さそうな場所を見つけて植えましょう。いままでに移植した苗木も大きく成長していて、そろそろ実をつけそうな木も数本あります。


大きく成長したクルミの苗木。そろそろ今年あたりは実をつけるかもしれません。

・クルミの木のまわりの草刈り:クルミの木のまわりを整備します。まわりのシノ竹や巻き付く藤蔓を切るなどの作業をします。

作業内容はいろいろありますので、ちいさなお子様からお父さんお母さん、おじいさんおばあさんまで、それぞれ出来そうな作業を選んで、楽しんで参加してください。

Comments are closed.